山崎ハコって名前は、30数年前強烈なインパクトで心に残った。

150センチあるかないかの小柄で痩せた身体で、どこにこんなパワフルな声量があるのかって思うほどの声量で歌っていた。歌唱力云々は論じるに能わず、上手い下手なんて事は超越していたような気がする。彼女の歌は、彼女しか歌えないだろうし、彼女の歌でなけりゃ聞けないなだろうと思う。

彼女の「望郷」なんて、聴くともう何とも言えない気持ちになるなあ・・・。

彼女の歌は、今の歌手にはない独特の雰囲気を持っていて思わず聞きほれてしまうんだ。また彼女は、歌がとてつもなくうまいといつも思ってしまう。低音の­落ち着きと高音の少女のような伸びは天性のものなんだろうなあ・・・。

彼女は暗い、暗いと言われていたけど、そんなことはないんじゃないかなあ・・・。ただ素直に自分の気持­ちを歌っているだけなんだと思うな。

彼女は、子供の頃から慢性膵炎の持病があり、酒、タバコは当然の事、ラーメンやコーヒーも口にする事は出来ない体質だったようだ。度々ダウンすることもあったそうだがそれにも負けず、現在も歌手、エッセイの執筆、演劇出演など多彩に活動している。現在も全国のライブハウスを渡り歩くなど精力的に活動している。

もし、彼女がお酒が飲めたらどんな歌い方をするのかなあ・・・。

久しぶりに彼女の歌を聴いたら・・・いいねえ・・・心に沁みるねえ・・・。